「女は愛するよりも、愛される方が幸せ」なのか?
多くの女子の間で、しばしば話題になりますよね。
確かに周りから見ると、彼氏や旦那から愛されている女性を見ると、とても幸せそうに見えてしまいます。
実はこの答えは、心理学的に既に証明されてしまっています。
「愛する方が幸せ」なのです。
でも、相手のことを「好きで好きでたまらない恋愛」はとても疲れてしまいますし、
精神的にもかなりの負担になりますよね。
ここでは、なぜ愛する方が幸せなのか?
お互い愛し合える幸せな関係を構築する方法を紹介します。
スポンサーリンク
愛す方が幸せな理由
そもそも好きという感情がどういうものなのでしょうか?
「相手が喜ぶことをしてあげたい」
「相手に笑顔になって欲しい」
「相手が幸せを感じて欲しい」
どれも、人を好きになった時に湧く感情だと思います。
自分が何をしてあげられるかを、あれこれ考え、相手を喜ばせることが出来れば、この上なく幸せですよね。
でも、相手から
「そっとしておいてくれた方が嬉しい」
と言われたらどうでしょう?
そっとしておくことに、あなたは幸せを感じるでしょうか?
好きという感情の正体は、「何かをしてあげること」にあるのです。
相手に与えることで、自分が幸せを感じているのです。
相手のために色々と尽くしていると、
「なぜ、彼のためにこんなに尽くしているんだろう…」
「私は彼のことが好きだから、尽くしているんだ!」
と脳内で勝手に解釈してしまうのです。
これを心理学用語で、「認知的不協和の解消」と呼びます。
大切なのは距離感
自分が好きになったら、相手からも好きになって貰いたいですよね。
だから、大好きになった相手に、好きになって貰えるように一生懸命尽くしてしまっていませんか?
実はこれ、逆効果なんです。
例えば、親からあれこれ世話を焼かれた時に、たくさんの愛情を感じるという人は少数派でしょう。
大抵は、「うざい」となると思います。
相手にいくら尽くしても、好きにはなって貰えません。
相手から好きになってもらうには与えられ上手になることなのです。
与えられ上手になるのに大切なのは、適切な距離感を保つことです。
「もう少し一緒にいたいな」
と思っていても、グッと堪えて少し早めに帰る。
相手も同じように思っていたら、家まで送ってくれるかもしれません。
「なぜ彼女を家まで送っていったんだろう?」
「そうか、彼女のことが好きだから、家まで送っていったんだ!」
という「認知的不協和の解消」が彼の中で起こったら、こっちのものです。
なぜ好きだと疲れるのか
相手のことを好きで堪らない恋愛は、とても疲れてしまいます。
「四六時中相手のことを考えてしまう」
「相手のことを考えて夜も眠れない」
自分のドキドキする気持ちに押し潰されそうになってしまう。
こんなとき、自分でどうすればいいのか分からなくなりますよね。
そうです、どうすればいいのか分からないから疲れるのです。
どうすれば分からなくなったときに、何とか相手の気を惹こうと試行錯誤してみても空回りしてしまいます。
「こんなにしているのに、どうして私のことを好きになってくれないの?」
まさに泥沼状態です。
どうすれば疲れなくなるのかというと、ドキドキを楽しんでしまうことです。
ドキドキを楽しむには見返りを求めないこと。
相手に気付かれないように、喜ばれることを積極的にやってみる。
相手がよっぽど鈍感な男で無い限り、10回やれば1回は気付くでしょう。
自分の行為がいつ相手に気付かれるか、ドキドキしながら楽しむのです。
男は、さりげない行為に気付いたら、お返しに自分も喜ばせるようなことをしたくなります。
理想的なギブ&ギブの関係が築けるはずです。
ただし、本当に相手が喜んでくれるかどうか、しっかり考えなければなりません。
ただのストーカー行為になってしまわないように注意しましょう。
まとめ
愛されることに幸せはありません。
愛されることは、安心を得るに過ぎないからです。
あなたが、相手のことを大好きでいると、あなたは幸せを感じることが出来ます。
相手もあなたのことを大好きでいると、相手も幸せを感じることが出来るのです。
本当の幸せは、ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブの中にあるのです。